くすみカラー

    初出勤からもう少しで一週間。まあ毎日が長いね。今まであんなにあっという間だったのに、一日がすごく長く感じる。家に帰ってきてもすぐ眠くなっちゃうし、授業準備とかもしないといけないのに何もできない。ホントは学校で残ってやりたいけど、残業申請出すのがめんどくさくて帰ってきてしまう。いや、出せばいいじゃんて思うかもしれないけどさ、管理職の人に「こいつ稼ぐ気だな」とか「空いてる時間でやれよ」とか思われたくなくて強がってしまう。残業もないけどなにか進捗があるわけでもない。そんな感じ。

 

    明日はいよいよ始業式。初めて生徒の前に立つ。不安だけ、楽しみなんて一ミリもない。どんな話をしようか考える余裕もない。自分が高校生だった頃はどんな挨拶をされてきただろうか。自己紹介の時、卒業生ということを言うか悩む。あんまりアピールするとなんかマウントみたいに思われそうで嫌だから。相談したら新任であることすら言わなくていいんじゃないかとまで言われた。確かに、人より老けて見えるしそれはありな気もしてきた。

 

    キラキラした高校生の前で挨拶するのは、今の自分には厳しすぎる。つい最近学生というキラキラを失った(元からそんなに輝いていない)人間が、純度100パーセントのキラキラを浴びてしまったらどうなることか。自分が惨めで惨めで逃げ出してしまいたくなるに違いない。もうくすんで枯れていく一方だと自分でわかっているからこそ、その現実が怖い。くすみカラーは好きだ。パキッとしてないけどカラフルって感じがして、少しだけ個性がある感じがして、ホントは目立ちたいけど目立てない感じがして、どこか自分に似てる感じがして。キラキラからくすんでいくばかりの自分と重ねあわせてしまう。くすみカラーの方がカラフルな気がしてきた。

 

    不安なのは自分ができないとわかっているからだと、中学の先生が教えてくれた。自分に心当たりがあるから不安になる。力不足、底につく自己肯定感、嫌な過去。そんなものが自分にあるから不安が止まない。先のことで不安がっても仕方ないってよく言われたことを思い出す。そういう性格だから。起こりもしないことばかり考えて、ネガティブになっていく。いつだって考える未来はモノクロな気がする。

 

    こうやってブログを書いてる時間を授業作成にあてればいいのに。どこからかそんな声が聞こえてきそう。もう既になかなか眠たい。あまり考えないで文章を書いたから恐らく何が言いたいんだこいつはとなっているに違いない。本当に書き散らしただけ。

    新年度一発目にはあまりふさわしくないけど、それも自分らしくていいかもね。

 

    そういえば23歳になりました。ありがとうございます(?)インスタ・TwitterのIDが進化したのは気づいた?これを楽しみに一年間生きてたまである。この数字が24になるとき自分はどうなってるかな。まだみんな仲良くしてくれてるかな。そうだったら嬉しいな。今年は自己肯定感をあげることを目標に生きていきたいと思います。みんな、任せた!(???)

 

    またなにか気持ちが大きく変化したときにきます。多分すぐ。いつもこんなこと書いてるけどほんとにすぐだもんな。読んでくれてありがとう。いつもいつもいつも。

 

    新年度もみんな充実するよ。心配することなし!!根拠ないけどそんな気がするから。

 

    またね。